忙しく働いているのに月末や決算期にキャッシュが残らない。その根本原因は案件別の採算管理の欠如と、固定費のブラックボックス化にあります。利益体質に転換するための具体的手法を解説します。
中小企業の経営者の方から最も多くいただくご相談の一つが、「売上は前年並み、あるいは伸びているのに、なぜか手元に資金が残らない」という悩みです。
この現象が起きる最大の原因は、「粗利の低い(または赤字の)案件を、忙しさの中で見過ごしてしまっていること」にあります。全社ベースの損益計算書だけを見ていると、利益が出ている優良案件の黒字が、実は手間ばかりかかって赤字になっている案件の損失で相殺されているケースが非常に多いのです。
利益が残る会社へ転換するための第1歩は、すべての案件・取引先ごとに「直接原価」と「実稼働工数」を記録し、案件別粗利率を可視化することです。これを行うだけで、どの業務を効率化すべきか、あるいはどの案件の価格改定・取引見直しを行うべきかが一目瞭然になります。
MSTでは、スプレッドシートや専用ツールを用いて、経営者がリアルタイムに案件別採算を把握できる仕組みづくりと、利益率改善の顧問支援を提供しています。
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